今日は夢がたくさん叶った日(その3)

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そんなこんなで、結び屋ゆいくの理想の風呂敷を作ってくださった三陽商事株式会社さんから、また一つ素敵なご縁を繋いで頂きまして。


津軽海峡を越えて、西の都であり、風呂敷の本場「京都」で、子育て支援ができました!


実は、京都府京都市下京区で2019年4月から、妊婦さんと未就園・未就学のお子さんのご家庭で、お申し込みいただいた方に風呂敷をお届けするという『下京あかちゃんねっとふろしき』に、結び屋ゆいくが協力することができました!!本日情報解禁になりましたので、改めてご報告させて頂きます!

<京都府京都市下京区の公式サイトはこちらをクリック>

京都府京都市下京区は、JR京都駅を中心として、本願寺のあるあのあたり一帯の地域です。

下京区では、平成29年5月8日から,各区役所・支所に,子どもや子育てに関する相談や手続きに一元的に対応する「子どもはぐくみ室」が設置されだそうです。


公式サイトも、ママ向けに作られたとても可愛いサイトで、ここを見れば、妊娠期から乳幼児期の子育てに関する相談窓口や、医療相談や予防接種の情報、保育園、幼稚園、一時預かりから、子育てサークル、子育てサロン、公園、小学校、中学校までの情報がすべて一元化されているんです!妊婦さんから子育て家庭にずっと寄り添うありがたい情報サイト!そして相談窓口!それが下京区「子どもはぐくみ室」です。

(画像元:下京子育て応援情報サイトより)


こちらの事業の一環として、2019年4月以降、妊娠期から、就園・就学するまでのお子さんのご家庭で、お申し込みの方に、地域の情報と一緒に、風呂敷を一枚お渡しするという事業がスタートしました。「地域とのつながりを結んでいきたい」との思いを込めて「風呂敷」です。地域の主任児童委員さんが、お申込者一軒一軒のお宅に訪問し、手渡しするそうです。


「ご妊娠おめでとうの気持ち、健やかなお子さんの成長を願う気持ちを包み。地域とのつながりを結んでいきたいという思いを込めて『下京あかちゃんねっとふろしき』です。


本事業が4月からスタートするにあたって。ご自身も未就学児を育てるワーキングマザーの下京子育てはぐくみ室の担当さんから、2月末頃にご相談がありました。


「ただ風呂敷を配るだけで活用方法がわからなければ、勿体無いって思うんです。一般的な風呂敷の使い方「瓶包み」とか「お使い包み」とかも素敵だとは思いますが、今回は、本当にママ達が子育てに役立て活用できる「子育て風呂敷術を掲載した小冊子を一緒に渡したいと思います。ぜひ結び屋ゆいくさん、協力してください」


という内容でした。


そして、「子育て風呂敷術を掲載した小冊子の作成」は、私の設立当初からの夢でした。


夢はいつか叶う時がくる。本当にそう思います。ボランティアで協力することにしました。


3月は深夜まで作業する日が続きました。担当さんは区役所にお勤めされていらっしゃるはずなのに、子どもが寝静まってから、お互い22時ぐらいから携帯電話で打ち合わせをするなんて日もありました。


そうして、下京区さんからのご依頼と、私の夢が合わさって、3月末に『下京赤ちゃんネット事業、子育てふろしき術BOOK』が完成しました。A5サイズ、全16ページ、オールカラーの小冊子です。


詳細を、プレスリリースに書きました。

(注)小冊子は500部ですが、風呂敷は予算の関係で200枚の配布になります。今後の予算次第では風呂敷の配布数も増える可能性があります。


そうして、実現した冊子が、これです。

表紙には、設立メンバーの竹内みき先生が、妊娠中の写真を使いました。

今でこそ、講座が得意な先生達が各地で風呂敷講座をしてくれていますが、設立当初、私とみき先生は、そんなに講座が得意なわけではないので、「本を出したいね」ってずっと言っていました。こうして、設立メンバー二人の夢が叶ったんです。

北海道胆振東部地震を、札幌の実家に帰省中に体験した村田なちこ先生の体験談を「ママの声」として掲載しました。

タワーマンションでエレベーターが止まり、28階までペットボトルのお水をふろしきリュックサックに入れて担いで登った話は、下京区の担当さんからも「よかった」と言ってもらえました。


今回はボランティア活動でしたので、あまりゆいくメンバーの手を煩わせるのも気が引けて・・・(^◇^;)なちこ先生に教えてもらって、iPadとApple pencilを新規購入し、自分でイラストを描きました。


しかし、いままでコツコツとやよい先生やマカナ先生が描いてくれたイラストや制作物。

のりこ先生やともみ先生が撮影してくれた写真。ゆき先生が作ってくれた文章、なちこ先生がリーフレット結育の時に描いてくれていた漫画などがありました。

 私はそれらを切り貼りして、体裁を整えただけ。結び屋ゆいくが積み重ねてきたストック量に助けられて、なんとか1ヶ月の短納期でしたが形にすることができました。


本当に、いままでみんなでやってきた集大成が出来上がったな〜と思います。

これこそ「感無量」という感情なんでしょうね。深い深い感謝の気持ちでいっぱいです。


今後、京都市下京区の子育て世代の手に、結び屋ゆいくが理想とする「ママのための大判ふろしき」と一緒に、この「下京区 子育てふろしきBOOK」が渡り、使われること。非常に嬉しく思います。本懐です。やっててよかった〜っと思いました。また一つ夢が叶いました。


9月には、下京区にのりこ先生が飛んでくれて。京都で初の「結び屋ゆいくによる子育てふろしき術ワークショップ」を開催する運びで現在計画中です。


また、せっかくここまで作った小冊子。せっかくなら、結び屋ゆいくの本拠地である札幌や北海道の皆さんにも読んでほしいとおもっています。

次の夢は、この「下京区 子育てふろしきBOOK」に加筆修正を加えたものを、自分たちでも出版していきたいなって思っています。


そして、夢は(その4)に続きます。

(その4)が叶う日が来ることを、ぜひ楽しみにしていてください。

長文お読みくださり、ありがとうございました。

そしてどうぞ、これからも応援の程、よろしくお願いいたします。智田さくらより


(2019.4.25追記)

(1)京都府の中には、10円玉の平等院やお抹茶で有名な宇治市、日本三景の一つ、天の橋立で有名な宮津市、などなど幾つもの市があり、京都府の中心部にある市が、京都市になります。京都市の中には、上京、中京、下京、右京、左京、北、南、東山、西京、伏見、山科、の11区があり、今回のお話は京都府京都市下京区での取り組みとなります。


(2)この事業は、『妊娠期から、赤ちゃんが産まれてまだどこにも所属がない方』が対象になります。所属とは、幼稚園や保育園、学校などになります。どこにも所属が無い時期の孤立化と虐待未然防止のため、お腹に赤ちゃんがいる時期からお子さんがどこかに所属されるまでの間、地域と繋がっていただき、地域で温かく見守り、安心して子育てをしていただけるようにサポートしていくという事業です。この事業の対象の方にご案内した上で、お申し込みいただいた方に、風呂敷と小冊子をプレゼントしてくれます。詳しくは事業のチラシの画像を貼りますので、こちらも合わせてご覧ください。

(3)後日談ですが、下京区子育てはぐくみ室の可愛いWEBサイトを立ち上げを担当されたのも、今回窓口になってくださった担当さんだそうです。ママ目線で考えながら、思いを込めて作られたそうです。下京区は、京都駅周辺の京都の真ん中にあり、お仕事の関係で転出入される方が多い地域だそうで、海外や他府県の方がお引越しする前に、下京区内にどのような子育て支援施設や施策があるのか情報収集するときにも役立ち、下京区はもとより、北海道から沖縄まで、全国各地の方々、ときに海外からのアクセスもあるそうです。


私も主人の転勤で5年ほど札幌市に住んでいました。私が妊娠・出産した5〜3年前は、このような一元化した情報サイトがなくて。今回のお話を聞いたとき「下京区、羨ましいな〜」「札幌市も同じように転勤でお引越しする人多いよね〜」と思いましたが、今は「結び屋ゆいく」が拠点とする札幌市にも、同じように「札幌市子育てサイト」があります。良い時代になりました。もしご存知ない方がいらっしゃいましたら、ぜひリンクを貼りますので、ご覧になって下さい。

結び屋ゆいく〜さっぽろ子育て風呂敷術・手ぬぐい活用法

結び屋ゆいく〜さっぽろ発!メディアも注目の主婦グループです。エコで便利な賢くオシャレなママの為、風呂敷・手ぬぐい子育て活用法をお伝えしています。