今日は夢がたくさん叶った日(その2)

智田さくらです。今日はたくさんの連続投稿します!


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そんな訳で、全国で販売が可能となった『結び屋ゆいく』監修、私の夢だった「ママの為のオリジナル風呂敷」が完成した訳ですが、三陽商事株式会社さんは、直営店がありません。


つまり、もし札幌で欲しい人がいても、売ってるお店がまだ無いんです。


「やはり、自分たちで売るしか無いのか、、、。」


こんな贅沢な弱音を言うと、どこかから「やったらイイじゃん」という声が聞こえてきそうです。だって、世の中にはメルカリとか頑張ってる主婦だっているし、自宅開業でネットショップを運営する主婦グループだっているじゃないかと。


大変お恥ずかしい話ですが、じつはその能力が今の結び屋ゆいくに、いや特に代表の私に無いんです(T ^ T)。。多分、自分の弱みです。苦手ジャンルです。

私は小売に苦手意識とコンプレックスがあります。


それでも以前、ネットショップ開業についての商工会議所の講座を受講したことがあるんです。1日、子どもを託児して真面目に受講して得たものは「私には向いていない。こりゃ無理だ」という結論でした。


在庫を抱える倉庫もありませんから、発送すること、商品を管理することも難しいです。それでも、もしやるとしたら誰かメンバーのご自宅を借りることになってしまいます。


今、風呂敷ワークショップや講座のご依頼を受けて、生き生きと活動をしてくれているゆいく先生達に「ネットショップするから手伝って」とか「オリジナル風呂敷ができたから、みんなで売ってきて」というのも、ちょっと違うかな〜って思います。


もちろん、「ネットショップ!すっごくやりたい!」というメンバーがいたらやぶさかではないのですが、残念ながら今はそういうメンバーがいません。

また詳しくはおいおいお伝えする機会があると思いますが、残念ながら2019年は、結び屋ゆいくはマンパワー不足です。


(補足:いままで通り、結び屋ゆいくの風呂敷講座が終わったあと、受講生さんから「この後、子連れで風呂敷を買いに行くのは大変なので、風呂敷売ってください」という方の為に、ゆいく先生達から少しだけ手渡しで販売はします。負担が無い量なら、大丈夫です)



そう思っていた矢先、素敵な出会いがありました。


そのお陰で、本日より「ゆいくSHOP」をオープンすることができました。


もちろん、風呂敷講座を受講しなくても買えます!全国どこからでも買えちゃいます!!


さて、このタイミングでこの運命の出会い。

つくづく「風呂敷の神様が、応援してくれてるな〜」って思うことが続きます。


この度、ご縁に恵まれまして。

『結び屋ゆいく』のネットショップ事業は、サイト運営の一部、受発注業務、顧客管理などを、石川県金沢市にある教育・福祉・ICT事業所「パトリ」にお願いすることにしました。


パトリには、いろいろな個性をもった利用者さんが訪れます。そして事業の一つとして、発達障碍や精神障碍を持った子どもから20代の若い人たちにいろんな体験や訓練・トレーニングのできる環境をつくっています。


風呂敷や手ぬぐいといった、色とりどりの和布を折ったり畳んだり、袋に詰める作業はきっと楽しいものです。


また、自分たちが梱包した風呂敷をお客様にお届けする作業が、パトリ利用者の方々の職業訓練になり、社会参加の為のトレーニングの機会になると嬉しいと思っております。


こうした新しい取り組み「風呂敷を通じた社会参加の形」を、現在、風呂敷の製造元である京都、結び屋ゆいくの拠点である札幌、水引の伝統を持つ金沢にて、少しずつ実践していこうと思っております。


そして、若者の自立支援や社会参加につながる活動の支援と、「WelfareTrade(ウェルフェアトレード)」の新しい概念を結びたい、育みたい、試みたいと決意しております。


「結んで」「育くむ」=それがゆいく(結育)です。


新しい挑戦ができる。また一つ夢が叶いました。


そして(その3)に続きます。

結び屋ゆいく〜さっぽろ子育て風呂敷術・手ぬぐい活用法

結び屋ゆいく〜さっぽろ発!メディアも注目の主婦グループです。エコで便利な賢くオシャレなママの為、風呂敷・手ぬぐい子育て活用法をお伝えしています。