北海道胆振東部地震 「防災ふろしきチャリティー」中間報告(2018/10/17現在)

9月29日よりニュースリリースの通り、札幌と苫小牧を中心に活動を開始しております 「防災ふろしきチャリティー」に関しまして10月17日現在までの中間報告をしたいと思います。 


また、すでに一部チャリティーイベント主催者にお渡し済のものもあるのですが、 結び屋 ゆいくの手元にある寄付金は、 10月30日までに集まった全てを、札幌市(札幌市市民文化局地域振興部区政課北海道胆振東部地震災害義援金札幌市関連)にお届けすることにしました。←クリックすると札幌市のHPにジャンプします。


メディア越しには見えなくても、まだまだ東区や清田区の一部では、自宅に帰れず避難所生活を余儀なくされている方たちや、壊れたままの道路があるそうです。

 私たちは、さっぽろ子育て風呂敷術『結び屋ゆいく』だから、まずは札幌市に届けよう!ということになりました。 

 10月31日に、結び屋 ゆいくを代表して、齋藤のりこ先生、小倉マカナ先生、おがたかほこ先生が届けに行ってくれる予定です。 当日の様子はFacebookページ、及びこちらのサイトでもご報告させて頂きます。

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活動内容:

1:一口500円にてチャリティー(小風呂敷1枚を進呈)

2:風呂敷販売(利益をチャリティーとして寄付)

3:防災ふろしき講座(無償で開催)

(2018/10/17現在:イベントNo.6まで)

寄付金 累計 140,608円 

内訳(イベント主催者へお渡し済 88,300円 /ゆいくの手元にあるお金 52,308円)  

協力者 123人 

風呂敷動数 179枚 

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  • イベントNo,1 

2018.9.27(木) 

南区幼稚園PTA会 風呂敷講座 ママとこどもの風呂敷講座〜日常づかいから防災活用まで

  • イベントNo,2 

2018.9.29(土)9:00〜12:00 

できることからはじめの一歩 北海道胆振東部地震チャリティーイベント&防災ふろしき講座 ・主催 苫小牧男女平等参画推進センター×OTis×ハピとま×ママのまちなかプロジェクト

 →この日の寄付金は全てイベント主催者に渡しましたが、寄付金の用途などは、別途報告予定です。 

  • イベントNo,3 

2018.9.29(土) 

第5回北海道ネウボラ研究会@風呂敷講座 

→この日の寄付金はイベント主催者にお渡し済です。別途報告予定です。 

  • イベントNo,4 

2018.10.4(木)小倉マカナ先生の自宅着付け教室にてチャリティー 

  • イベントNo,5 

2018.10.6(土) スマイルキッズスクエアinアリオ札幌 にてチャリティー

  • イベントNo,6

 2018.10.10.(水) ご縁を結ぶおしゃべり会@cafe tone 

 チャリティーふろしき募金&物販&プチワークショップ 主催 結び屋ゆいく


以上です。イベントはすでに12月まで予定が決まっていて、引き続き報告していきたいと思います。


<この度の「防災ふろしきチャリティー」について>

9月6日の震災直後に、昨年ハッピーママフェスタin札幌で、ハピママ札幌コラボ風呂敷を作成してくれた京都の風呂敷メーカーさんの三陽商事株式会社さんから「防災グッズとして自由に使ってください」と風呂敷500枚を無償提供頂きました。シビラのというブランド品の綿100%の非売品でした。きっと、その時は「今後、結び屋 ゆいくの講座で、参加者の方に配ってください」という意味だったと思います。


「結び屋 ゆいくの講座の後で配るのは簡単だし。参加者さんにとっても、私たちにとってもありがたい話だけど。。それで支援って言えるのかな?せっかくの三陽商事さんの想いを、どうしたらより有効活用できるだろうか?」という点で、私たちは非常に頭を抱えました。

受け取るという決断に際し「わーい!」と手放しでは喜べませんでした。責任の重さを感じました。ゆいく先生内での会議はもちろん。ゆいく倶楽部というFacebook上のグループでも、ふろしき好きのみなさんからの意見を集めました。


真っ先に思いついたアイディアは「被災地の避難所に配るのはどうだろう」という案でした。

しかし、結び屋 ゆいくの講座に参加してくれた方の多くにその実感があると思いますが、「ふろしき」は、使い方を一緒に伝えないと、あまり価値を感じてもらえないのではないでしょうか?

それに、今、避難所生活をしている人に配る。それだけが本当に「震災支援」でしょうか?


タダで風呂敷を配るのが一番簡単です。

 けどその瞬間、誰か一人が、ふろしきを手にして嬉しい。その1枚は役立つけれども、、それで終わりです。


一方で。この夏の異常気象や自然災害によって、今も不便な生活を送っている人たちに対して、「私にも何かできることはないかしら」「何かしたい」という思いをもった優しい人たちが、北海道中、日本中、海を越えたところにも、きっとたくさんいます。そういう気持ちが、今、北海道に集まってます。


ただ風呂敷を講座の後に配る。それだけでは、被災地にあなたの思いは何も届かない。それは非常にもったいない。風呂敷を使うものとしての心得の一つです「モッタイナイ」


 ゆいくは「風呂敷=結ぶ手段」と考えて、 被災地と、そういうあなたの「支援したい」という思いを結ぶ手段として「チャリティー」を考えました。 


もちろん、強制ではありません。 「募金団体と協力者」の自由な関係を保ちつつ、募金活動を行うボランティアとして、寄付金を募っています。 

結び屋 ゆいくの防災ふろしきチャリティー募金に、 もしあなたが協力してくれたら。 

それは、協力してくれたあなたの温かい思いが被災地に届く、ということ。 


その証として「ふろしき」があなたの手にも残ります。 

「バラを献じたる手に余香あり」 中国の諺だそうです。 

バラを差し上げた手にも、その香りは残る。

きっとチャリティーで手に入れたふろしきを結ぶたびに、今日募金した気持ちを思い出せると思います。


記憶は薄れるものです。今高まってる防災意識も、だんだんと薄まっていきます。


けど、手元のふろしきを見るたびに「そうだ、防災グッズ点検しておこう」って思い出せるかもしれません。情けは人の為ならず。巡り巡って自分たちの命を守ることになるかもしれません。

そんな「ふろしき」の使い方があってもいいかなって思って、「防災ふろしきチャリティー」を行っています。

おかげさまで、たくさんの方から応援の連絡を頂きまして、北海道を超えて、東京、長崎、ニューヨークの方からも「防災ふろしきチャリティーに協力させてください」という想いをお寄せ頂いております。本当にありがとうございます。


一人一人は難しいのですが、後日改めて、この度の「防災ふろしきチャリティー」にご協力ご賛同ご理解頂きました方々のご紹介させて頂きたいと思います。


今後のチャリティーの様子は、ゆいく通信をご覧ください。

注:10月30日のお下がり交換会でのチャリティーは、11月4日(日)になりました。詳しくはこちらのサイトをご覧ください→クリック


また、チャリティーとは別に、現地の子供たちや地域の方々に防災ふろしき講座&無償でふろしき提供できる機会にも恵まれました。

震源地に近い村田なちこ先生が、10月23日に、むかわ町 法城寺にて防災ふろしき講座をします。お寺に集まってくれた方に風呂敷をお渡ししたり、お寺にも寄進の予定です。 

また、11月2日&7日の2日間に分けて、震源地の街、厚真町教育委員会さんを通じて、現地に2箇所ある学童保育に風呂敷20枚を寄贈&子供たちや地域の方々に防災風呂敷をお伝えしにボランティア活動で伺う予定です。

さらに、安平の幼稚園2箇所も周り、こちらでも防災風呂敷講座&幼稚園で使ってもらえるように防災グッズとして風呂敷を寄贈の予定しています。

どうぞ、お近くの方がいらっしゃいましたら、お知らせください。

引き続き応援よろしくお願いします。

結び屋ゆいく〜さっぽろ子育て風呂敷術・手ぬぐい活用法

結び屋ゆいく〜さっぽろ発!メディアも注目の主婦グループです。エコで便利な賢くオシャレなママの為、風呂敷・手ぬぐい子育て活用法をお伝えしています。