風呂敷を使った抱っこの方法について

こんにちは。結び屋 ゆいく代表の智田さくらです。 


▼今日のテーマは「風呂敷を使った抱っこの方法について」

タイトルの「風呂敷を使った抱っこの方法について」今回は書きたいと思います。

子育て応援情報誌『結育』でも、表紙で赤ちゃんを抱っこしている「風呂敷を抱っこ紐として使う」というスゴ技です。中でも(簡易抱っこ用)として詳しく図解しています。

多くの抱っこ紐(特にエルゴやビョルンの海外製の抱っこ紐)は、それ自体が重くかさ張る為、子どもが大きくなって自分で歩いてくれるようになってくると、「今日は紐、重いからいいや。自宅に置いて行っちゃお〜」という日があります。しかし、なぜかそういう日にに限って「ママ〜抱っこ〜(T ^ T)!!」って子どもグズグズになったり、、。

もしもそういう時に、一枚大判風呂敷を持っていたら。そして風呂敷で赤ちゃんを抱っこする方法を知っていたら。本当に便利ですし、ママとして「助かった〜!」と、実感頂ける事間違いないです。

私自身、何度もそういう場面がありました。そして、震災時などには絶対知っていた方が良いです!


しかし、結び屋 ゆいくの代表という立場からも、そして現役子育て中の風呂敷ママとしても、今日は風呂敷を抱っこ紐として使う際の注意点をまとめて書きたいと思います。


▼風呂敷を使った抱っこは、スリングの様に安全ではありません。

抱っこ紐代わりに使えるといっても元はただの風呂敷です。 あくまで「簡易抱っこ」用です。

 実際に赤ちゃんを風呂敷で抱っこしてみたら分かりますが、風呂敷の下が開いたままなので下側にすとーんと落ちる構造です。 使い方を間違うと赤ちゃんが落下しますので非常に危険です。 


ゆいくの講座でも、手は必ず添えること、過信しないことなどを必ずお伝えします。 


▼「風呂敷=スリング=抱っこ紐」ではない。

先日とある妊婦さんから「首のすわらない赤ちゃんは抱っこできますか?」というご質問を頂きました。これからの赤ちゃんとの生活に風呂敷を取り入れようとワクワクしてくださって、私も非常に嬉しかったですが、まだ首のすわらない赤ちゃんは、抱っこしてみたら分かりますが、ふにゃふにゃしていて不安定です。たとえ素手だとしても縦抱きや横抱きなど、赤ちゃんを抱くのに慣れやコツが必要です。ましてや抱っこ紐は市販のものでもどんなものでも、使い方を間違うと大事故につながります。


まずは基本の抱っこ方法から、助産師さんや保健師さんや、周りの先輩方、抱っこの専門家という方もいらっしゃいますので、ぜひ直接ご指導頂いてください。できれば実際にご自分の赤ちゃんを抱っこしてみて下さい。(意外ときちんと教わる機会がないので、実は変な抱っこをしている人も一般的には多いのだそうです) 


そして、正しい抱っこを補助するのに、布(スリングや風呂敷)を使う〜という発想です。実際にスリングやラップ式スリング(例:ディディモス・兵児帯・抱っこ用布等)の“布を使った密着抱っこ”を日頃からしているママさんは、風呂敷抱っこも大変上手です。
ですが、日頃、エルゴタイプの抱っこ紐のみを使っているママさんにとっては、布を使った抱っこ方法は難しく感じたり、自己流では危険なこともあると思います。


ちなみに、私達ゆいく先生(札幌7人プラス代表の私をいれて8人のメンバー)の間では、助産師資格のある齋藤のりこ先生だけが「の据わった赤ちゃんから」風呂敷抱っこを講座で体験させて良いけど、他のゆいく先生は「が据わった赤ちゃんから」と決めています。

 わたし自身も、赤ちゃんを万が一でも落としたら怖いのでヽ(´o`;自分の子ども達も首はモチロン、腰も据わった生後7ヶ月ぐらいまで風呂敷抱っこはあまりしませんでした。 

ちなみに生後7ヶ月ぐらいになり、子どもが自分で立ったり歩いたりするぐらいになると、仮に落としても自分でちゃんと立ちます(笑)こうなったらもう大丈夫です。


▼抱っこの専門家 西川 明子さんからのコメント

北海道で12年だっことおんぶの専門家として活動している西川明子さん(w-project代表→リンク)からコメントを頂きました。

「私は主にベビースリングなど布製の抱っこひもを得意としております。普段エルゴタイプ(リュックサックのようなタイプ、また市販の成形タイプ)の抱っこ紐を使っている方にとって、風呂敷を使っての抱っこは、赤ちゃんとママとの密着感に驚かれることと思います。風呂敷抱っこの軽量感や日本人ならではの着物の着付けのような所作、風呂敷を子育てに使うことは、とても素晴らしいと思っています。

しかし、所属している「だっことおんぶの研究所」理事長は、以前NHKの朝の情報番組で風呂敷特集をした際、抱っこに風呂敷を使っている姿をみて、「普段から使いこなしていないと危険」と注意喚起していました。

これは

1:風呂敷は真結びなど、負荷がかかってもほどけないような結び方や使い方を知らないと解けて赤ちゃんが落下する可能性がある

2:布製の抱っこひもの使いこなし方を普段から習得していないと、落下事故の他、窒息、股関節脱臼などの赤ちゃんの健康を損なう危険があるからです。」


落下事故、窒息、股関節脱臼怖いですよね〜オソロスィ~!!!(ノll゚Д゚llヽ)


ぜひ風呂敷抱っこを実践したい方、布を使った密着抱っこに興味がある方は、ぜひ一度正しい抱っこ方法を学んでください。また西川さんはスリングだけでなく市販の抱っこ紐(エルゴ等)の正しい使い方の指導もしてくださいますし、「ご自宅へ出張抱っこ講座」もしてくれます。

私も次女出産の時に自宅に来てもらって、生後3週間のフニャフニャ新生児の次女で抱っこ指導をして貰いました。抱っこが変わると育児の負担が全然違います。


つまり正しい抱っこが出来るようになると、その抱っこの姿勢や高さを両手の代わりに補助するのにスリング代わりとして風呂敷が使えます。(もちろん必ず解けない結び方「真結び」です!!)

しかし、成長するお子さんの月齢や体重や体型、そしてお母さんの体型や大きさによっても、風呂敷の大きさや結び目の位置が変わります。

自己流の風呂敷抱っこによる赤ちゃんの落下や、首のすわらない赤ちゃんの窒息が怖いので。・°°・(>_<)・°°・。 くれぐれもご注意下さい。赤ちゃんの安全を守るのはママの務めですからね。


▼私はどうやって風呂敷抱っこをしているかというと・・・

ゆいくの講座で風呂敷抱っこにハマって「もうエルゴ使ってません!毎日風呂敷抱っこです❤️」という熱心なママさんもいますが、実を言うと私自身は、自分の子どもを抱っこして外出する際は、主に市販の抱っこ紐を複数(ベビービョルン、エルゴタイプ、作家さんの手作り紐、西川さんから買った唐草柄のスリング等)を使い回しています。そして、前出のように「今日はたまたま抱っこ紐を持ってない」とか、「食事中、赤ちゃんの機嫌が悪く抱っこしながら食事するしかない」とか「掃除、洗濯、家事の時」などの簡易抱っこに、サッと便利な風呂敷抱っこを使います。

使ってみると分かりますが、風呂敷でササッと抱っこ出来ると便利です━o(♪´∀`*♪)o━☆☆


▼最後、風呂敷が安全に使われ続けますように。

今回は長文で怖いことを書きましたが、ゆいくを見て「風呂敷便利!私も赤ちゃんに使いたい!」という方が増えてくれる一方で、自己流による悲しい事故などが起こらないで欲しいと願っています。


一度でも事故が起こってしまって「風呂敷は危ない!危険!絶対に風呂敷を使って赤ちゃんを抱っこしないで」なんて風評が拡がってしまったら、その他の便利な部分が全て打ち消されてしまいます。そんなもったいないことは絶対にならないに、ぜひとも皆様正しい使用をお願いします。


(7/30追記 *補足説明* 以前NHKの朝イチで教えていた風呂敷抱っことは、<まず一枚目の風呂敷で赤ちゃんを荷物のように包み、二枚目の風呂敷で赤ちゃんを背負えるに持ち手を伸ばす>という方法で、ゆいくが教えている風呂敷簡易抱っことは方法が異なるものです。)



もちろん抱っこ以外にも、 大判風呂敷一枚あれば、授乳ケープやおむつ替えシート代わりに大活躍間違いなしです❤️ 結び屋 ゆいくは、皆さんと赤ちゃんが素敵な風呂敷生活になる事を応援しています。

さっぽろ子育て風呂敷術 『結び屋 ゆいく』

さっぽろ発!メディアも注目の主婦グループ「結び屋 ゆいく」は、エコで便利な賢くオシャレなママの為、風呂敷・手ぬぐい子育て活用法をお伝えしています。